所在地 : 兵庫県宝塚市売布2-5-1 ピピアめふ5階(2000年・2005年・2010年・2015年・2020年)
開館年 : 1999年10月29日
閉館年 : 営業中
Wikipedia :
宝塚シネ・ピピア
1998年の映画館名簿には掲載されていない。2000年・2005年・2010年・2015年・2020年の映画館名簿では「シネ・ピピア1・2」。2000年の映画館名簿では経営会社が関西都市再開発株式会社、経営者が山根林、支配人が景山理、鉄筋造5階、1が50席で洋画を上映、2が50席で邦画・洋画を上映。2020年の映画館名簿では経営会社が有限会社宝塚シネマ、経営者・支配人ともに景山理、1が50席、2が50席。最寄駅は阪急宝塚本線売布神社駅。
1999年10月26日、宝塚市の売布神社駅前の再開発事業が完工した。6階建ての再開発ビル「ピピアめふ」には宝塚市に約30年ぶりとなる映画館などが入る。映画館は10月29日に開館し、大森一樹監督による自主製作映画の上映やトークショーが開催される。
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2005年現在でシネ・ピピアは宝塚市唯一の映画館である。公設民営という点が特徴であり、所有者は宝塚市、運営は民間である。阪急宝塚線売布神社駅からすぐの場所にある。ピピア1とピピア2の2スクリーンがあり、どちらも座席数は50席である。音響設備は日本トップクラスであり、車いす席や補聴システムも導入されている。ピピア1は新作映画を上映するロードショー館であり、ピピア2は観客のリクエスト作の上映、市民企画枠の作品の上映、市民団体への貸しホールなど、独自のプログラムを組んでいる。1999年にシネ・ピピアが開館するまで、約30年間は宝塚市に映画館が存在しなかった。1990年には主婦らによって「宝塚に映画館をつくろう会」が設立され、のちに「宝塚・シネクラブ」に改称して映画上映会や企業との交渉などを行った。1995年の阪神大震災で存続が危ぶまれたが、半年後には上映会を再開した。震災復興再開発ビル「ピピアめふ」にシネ・ピピアが開館したことで10年間の活動が実った。「宝塚・シネクラブ」は「すみれ座」と改称して上映活動を続けている。2000年には「すみれ座」などを中心に宝塚映画祭実行委員会が結成され、2002年11月にはシネ・ピピアをメイン会場として第1回映画祭が開催された。
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2013年1月8日、宝塚市にある公設民営の映画館「シネ・ピピア」は宝塚市にデジタル上映機器を導入するよう要望した。「『シネ・ピピア』を支える会」も4387人分の署名を添えた嘆願書を提出した。2013年春以降にはフィルムからデジタル素材での配給に切り替わり、デジタル上映機器がないと新作を上映できなくなる。導入に要する費用は10年間で約2000万円。かつて宝塚市には映画製作所があり、「映画のまち」として栄えたことから、市民の声に応えて1999年に開館した。観客数は年間4万人〜5万人。
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2013年6月から、宝塚市の映画館「シネ・ピピア」でデジタル機器による上映が開始される。2012年末には宝塚映画祭実行委員長の河内厚郎や映画監督の大森一樹などが立ち上がり、「デジタルシネマ機器導入を求める嘆願書」に2週間で4387人の署名を集めた。宝塚市は2013年度にデジタル映写機の導入費を予算化し、リース費用は10年間で約2000万円となる。6月1日からの上映作品はデジタルシネマ革命を探るドキュメンタリー『サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ』や、『世界に一つだけのプレイブック』、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』。
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2017年9月には宝塚市の映画館「シネ・ピピア」で、新しい座席を導入するなどの改修が行われた。9月9日から1週間は『阪急電車 片道15分の奇跡』と『あん』を500円で上映する記念イベントを開催する。シネ・ピピアは2018年に開館18年を迎える。
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2017年9月9日、宝塚市売布2丁目の映画館「シネ・ピピア」がリニューアル開館する。9月9日から9月15日は市民感謝デーとして、宝塚市民は『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』『Tap The Last Show』『海辺のリア』『ゴンドラ』の4本の入場料が1000円となる。ご当地映画『阪急電車片道15分の奇跡』と樹木希林主演の『あん』は市民も市民以外も500円となる。1999年10月、阪神淡路大震災の復興再開発ビル「ピピアめふ」5階に開館した。宝塚市が開設して民間事業者が運営する、全国でも珍しい公設民営の映画館である。
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2021年1月にWeb OYA-bunko(大宅壮一文庫)で検索したが有意な言及は発見できず。