所在地 : 富山県下新川郡魚津町道下(1934年)、富山県下新川郡魚津町文化通(1936年)、富山県下新川郡魚津町文化町(1941年・1943年・1946年)、富山県下新川郡魚津町(1947年)、富山県下新川郡下野方村本江1781(1950年)、富山県魚津市本江1782(1953年)、富山県魚津市本江1781(1955年)、富山県魚津市本江町1781(1958年)、富山県魚津市本江1781(1960年・1963年・1966年・1969年・1973年)、富山県魚津市文化町8-18(1976年・1980年・1982年・1984年・1985年・1986年・1988年)
開館年 : 1931年6月? 1937年?、1943年、1964年5月31日(ビル化)
閉館年 : 1989年1月21日
『全国映画館総覧 1955』によると1943年7月開館。1930年の映画館名簿には掲載されていない。1934年・1936年・1941年・1943年・1946年・1947年・1950年・1953年・1955年・1958年・1960年・1963年・1966年・1969年・1973年・1976年・1980年・1982年・1984年・1985年・1986年・1988年の映画館名簿では「魚津劇場」。1978年の日興の住宅地図では「魚劇ビル エビス屋魚津店」(※魚津劇場と書かれているわけではない)。1979年の住宅地図では「魚劇ビル グリーンマートセブン駅前店」。1982年の映画館名簿では経営者が大川俊、支配人が三由三郎、鉄筋造2階、320席、邦画・洋画を上映。1988年の映画館名簿では経営者・支配人ともに大川俊、鉄筋造2階、294席、邦画・洋画を上映。1990年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は「電鉄魚津駅前公園」北側。最寄駅は富山地方鉄道本線電鉄魚津駅。
1931年6月5日付『富山新報』には、「魚津劇場竣工検査済」という記事が掲載されている。
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1931年6月10日付『富山新報』には、「魚津劇場竣工祝ひ」という記事が掲載されている。
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1937年、魚津町に「魚津劇場」が開場した。
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1964年5月31日、魚津市に映画館「魚津劇場」が入る魚劇ビルの落成式が行われた。6月1日から開館する。2階の460平方メートルには、ホール・ステージ・喫煙室・売店・映写室などがある。
1937年、魚津町の文化町8-18に映画館として「魚津劇場」が開館した。1989年まで50年も営業を続けた。
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1931年6月または1937年、下新川郡魚津町の文化町に劇場「魚津劇場」が開館し、やがて映画併用館となった。座席数は400席。1950年に新装し、1964年5月には鉄筋コンクリート造3階建てのビルを新築した。1982年には大川俊が経営を引き継いだが、レンタルビデオブームで客足が減少し、1989年1月21日に休館した。魚津劇場は魚津市のみならず新川地区最後の映画館であり、これをもって富山県東部から映画館がなくなった。跡地は電鉄魚津駅前公園。
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1987年、魚津市の映画館「魚津劇場」が50周年を迎えた。1937年に魚津で3番目の映画館として開館した。現在は娯楽の多様化に伴って観客数が減少している。
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1989年1月21日、魚津市の映画館「魚津劇場」が休館の張り紙を出した。新川地区で唯一の映画館だった。テレビの普及やレンタルビデオの攻勢が休館の理由。電鉄魚津駅前にあり、400席を有している。1937年に開館し、魚津市に5館あった映画館が相次いで閉館する中で健闘していた。魚津で初めて活動写真が上映されたのは1903年であり、1919年には魚津初の常設活動写真館の「帝国館」が開館していた。
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