所在地 : 滋賀県彦根市(1950年)、滋賀県彦根市川原町甲72(1953年・1955年)、滋賀県彦根市川原町甲75(1958年)、滋賀県彦根市川原町甲(1960年・1961年・1962年)、滋賀県彦根市川原町甲72(1963年・1966年・1969年)
開館年 : 1946年10月10日、1961年4月(ビル化)
閉館年 : 1969年頃
『全国映画館総覧 1955』によると1946年10月開館。1947年の映画館名簿には掲載されていない。1950年の映画館名簿では「第一劇場」。1953年・1955年の映画館名簿では「彦根第一劇場」。1958年の映画館名簿では「第一劇場」。1958年の全産業住宅案内図帳では「第一劇場」。1960年・1961年の映画館名簿では「彦根第一劇場」。1960年の映画館名簿では経営者が寿興行、支配人が西村寿、木造2階暖房付、定員550、大映・日活を上映。1961年の映画館名簿では経営者が寿興行、支配人が鈴木八郎、木造2階冷暖房付、定員550。1962年・1963年・1966年・1969年の映画館名簿では「彦根第一会館」。1962年の映画館名簿では経営者が寿興行、支配人が鈴木八郎、鉄筋造3階冷暖房付、定員575、日活・大映を上映。1969年の映画館名簿では経営者が娯楽観光、支配人が水野史郎、鉄筋造3階冷暖房付、定員462、日活・洋画を上映。1970年の映画館名簿には掲載されていない。1970年弘報社住宅地図では発見できず。跡地は「滋賀銀行彦根支店」西のパチンコ店「銀座会館」廃墟。映画館時代の建物が現存。最寄駅はJR琵琶湖線・近江鉄道彦根駅。
1946年10月10日、有限会社新興劇場が彦根市の川原町に「東宝劇場」を開館させ、すぐに「第一劇場」に改称した。1954年6月、寿興行有限会社が第一劇場を買収し、1961年4月に改築して第一会館とした。食堂や喫茶店が併設され、2階が映画館となった。
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1946年10月10日には彦根市の河原町に「東宝劇場」が開館し、すぐに「第一劇場」に改称した。1961年に改築を行い、食堂と喫茶店が併設された。1950年頃の写真あり。
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1955年頃の彦根市にあった「第一劇場」の写真あり。1946年10月10日、有限会社新興劇場が彦根市川原町(現・銀座町)に「東宝劇場」として開館させた。1954年には寿興行有限会社が買収し、1961年4月に「第一会館」に改装した。食堂や喫茶店が併設され、2階が映画館だった。
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1947年の「第一劇場」の写真あり。1946年10月10日に「東宝劇場」として開館し、間もなく「第一劇場」に改称した。1961年に食堂や喫茶店を併設した「第一会館」が建ち、2階が映画館となった。
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1955年頃の彦根市河原町の第一劇場付近の写真。第一劇場が開館した頃であり、アーケードはまだなかった。閉館後の一時期は「厚生会スーパー」となり、2004年現在はパチンコ店「銀座会館」となっている。
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銀座商店街にある太田書店の男性店主。「正面の建物の2階は昔映画館だった。建物は映画館があった頃から変わっていない。1階はゲームセンターからパチンコ店に変わった。小学生の時に入ったことがある」
1972年12月20日の新聞記事によると、12月19日に彦根市に第一ビルが竣工した。
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