所在地 : 奈良県橿原市内膳町5-3-27(2000年・2005年・2008年)
開館年 : 1999年7月24日
閉館年 : 2009年4月30日
1995年の映画館名簿には掲載されていない。2000年・2005年・2008年の映画館名簿では「橿原シネマアーク1-5」(5館)。2007年の住宅地図では「橿原シネマアーク」。2008年の映画館名簿では経営会社が橿原シネマアーク、経営者が宮崎昌明、支配人が生賀文明、鉄筋造6階、233席・93席・172席・93席・118席、いずれも邦画・洋画を上映。2010年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は有料駐車場「タイムズ近鉄八木駅前第5」。最寄駅は近鉄大阪線・橿原線大和八木駅。
1999年7月24日、橿原市内膳町5丁目に複合映画館「橿原シネマアーク」が開館する。奈良県には奈良市に2施設計8スクリーンの「シネマデプト友楽」があるが、奈良県中部では初の複合映画館である。近鉄大和八木駅北側の駐車場跡地に建設された。5スクリーンを有し、95席から235席までの計719席を有する。経営するのは大和高田映画。橿原市には近鉄百貨店橿原店に85席の「ファミリーシアター百人劇場」があるが、百人劇場や家族連れや女性をターゲットとしており、観客層の違いからすみわけが可能であるという。
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1999年7月24日、橿原市内膳町5の近鉄大和八木駅前に映画館「橿原シネマアーク」が開館する。中南和地方では初のシネコンである。当面はロードショー中心だが、名画特集やオールナイト上映も検討している。経営は大和高田映画。大和高田市の映画館「高田大劇」は『タイタニック』や『もののけ姫』の大ヒットで好調であり、映画人口が回復しつつあることを背景にシネコンの開館を決定した。1999年1月に民間駐車場跡地で着工しており、鉄筋コンクリート造6階建ての建物に5スクリーンが入る。座席数はスクリーン1が235席、スクリーン2が95席、スクリーン3が174席、スクリーン4が95席、スクリーン5が120席、計719席。こけら落としは『スターウォーズ・エピソード1 ファントムメナス』や『ポケットモンスター2』など。かつて大和八木駅周辺には3館の映画館があったが、現在は近鉄百貨店橿原店内にミニシアター「百人劇場」があるのみである。
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1999年7月24日、橿原市内膳町5の近鉄大和八木駅前に映画館「橿原シネマアーク」が開館する。6階建てのビルに5スクリーン計717席を有し、奈良県中南部では初のシネコンである。大和高田市で映画館を経営する大和高田映画が駐車場跡地に建設した。1階は最大の235席を持つシネマアーク1であり、3階に94席のシネマアーク2と174席のシネマアーク3、5階に94席のシネマアーク4と120席のシネマアーク5がある。橿原市には十数年前まで3館の映画館があったが、現在は近鉄百貨店橿原店にミニ映画館があるのみである。橿原シネマアークのオープニング作品は、『スターウォーズ・エピソード1 ファントムメナス』『学校の怪談4』『となりの山田くん』など6本。
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2009年4月いっぱいで、橿原市の映画館「シネマアーク」が閉館する。奈良県内への大手資本のシネコンに進出が相次ぎ、2-3年前から大幅な赤字に陥っていた。シネマアークは1999年に開館。中南和地域初のシネコンだった。大和高田市で高田シネマと高田大劇を経営していた宮崎昌明(62)が、駅前再開発も見込んで近鉄大和八木駅前に建設。地上6階建てビルに5スクリーンがあり、総席数は717だった。当初の2年間は年間入館者数が約30万人だったが、2000年末に河合町に「ワーナーマイカルシネマズ西大和」(7スクリーン)が開館し、また2001年に橿原市に「MOVIX橿原」(9スクリーン)が開館し、2004年に橿原市に「TOHOシネマズ橿原」(9スクリーン)が開館。橿原市は近鉄大和八木駅を中心とする3km圏内で3サイト計23スクリーンがある全国屈指のシネコン激戦区となっていた。シネマアークは3年前から赤字となり、年間入館者数は当初の5分の1以下にまで減少。
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