所在地 : 大阪府池田市西本町4
開館年 : 1892年
閉館年 : 1969年1月
1892年猪名川河岸移転。1964年のアトラス住宅地図では「呉服座」。1965年の全商工住宅案内図帳では「呉服座」。1968年の全商工住宅案内図帳では「大衆娯楽場 呉服座」。1969年の吉田地図では跡地に空白。1969年解体。1971年博物館明治村移築。1984年重要文化財指定。映画館ではなく芝居小屋。読みは「くれはざ」または「ごふくざ」。
1965年頃の池田市西本町にあった「呉服座」の写真あり。正面はべんがら塗りの格子戸であり、木戸は明治時代の雰囲気を残している。衆議院議員の尾崎行雄も呉服座で熱弁をふるった。藤山寛美など上方の芸能人も訪れた。
*2
大阪府池田市西本町の猪名川河岸にあった芝居小屋である。もとは1874年創業の「戎座」が池田の本町にあったが、1892年に西本町に移築されて「呉服座」となった。江戸時代から続く伝統建築の名残を留めており、屋根は杉皮葺きである。
*3
呉服座に言及している雑誌記事として、「にほん全国芝居小屋巡り 7回 呉服座(愛知県犬山市)」『レプリーク』2003年11月がある。現物は未確認。
*4
呉服座に言及している雑誌記事として、「全国芝居小屋巡り」『サライ』1995年9月21日がある。現物は未確認。金毘羅大芝居、康楽館、内子座、肥土山の舞台、黒森歌舞伎、秋川歌舞伎、村国座、秩父夜祭舞台歌舞伎にも言及している。
*5
呉服座に言及している文献として、『舞台と銀幕の世界 池田の呉服座・明治座と昭和大阪芸能史』池田市立歴史民俗資料館、1995年がある。現物は未確認。
*6
1968年11月19日の『朝日新聞』には呉服座の閉館に関する記事が掲載されている。現物は未確認。
*7