所在地 : 静岡県三島市梅名308-6(1998年・2000年・2005年・2010年・2015年・2018年・2020年)
開館年 : 1997年11月
閉館年 : 営業中
1995年の映画館名簿には掲載されていない。1998年・2000年・2005年・2010年・2015年・2018年・2020年の映画館名簿では「ジョイランドみしまシネマ1-6」(6館)。1998年の映画館名簿によると経営会社が東部事業、経営者が岩村優、支配人が京免直比古、鉄筋造3階。最寄駅は伊豆箱根鉄道駿豆線大場駅。
1997年11月、三島市に6スクリーンが入った映画館「ジョイランドシネマみしま」が開館した。経営は沼津市に本社を置く東部事業。3階に映画館の6スクリーンがあり、1階はゲームセンターとパチンコ店、2階はボウリング場がある総合娯楽ビルである。静岡県でシネコン(複合映画館)の開館は初となる。浜松市や清水市でもシネコンの建設が計画されている。榛原町に本社を置く戸塚興業は、かつて掛川市などで約20館の映画館を経営していたが、1991年に掛川座を閉館させて映画館経営から完全撤退した。
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1997年11月、三島市梅名308-7 ジョイランドみしま3階に6スクリーンの映画館「ジョイランドみしま」が開館した。経営は東部事業。
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静岡県東部は半径5km圏内にシネコン3施設がある激戦区である。2008年には静岡県最多の12スクリーンを有する「シネプラザサントムーン」が開館し、「ジョイランドシネマみしま」は大きな影響を受けている。ジョイランドシネマみしまはシネコンでは珍しく入れ替え梨の自由席を採用しており、「同じ作品なら何度も見られる」という。シネプラザサントムーンは単館系作品も積極的に上映して幅広い客層を取り込もうとしている。2006年に沼津駅前に開館した「シネマサンシャイン沼津」は、学生が多い駅前の立地を生かそうと若者向けの作品を増やし、3D上映が可能なスクリーンも増やした。静岡県西部にある3つのシネコンはいずれもTOHOシネマズが運営しており、相乗効果で地域全体の観客動員数の底上げにつながっているという。
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