所在地 : 山口県下関市西細江町124-1(1955年)、山口県下関市西細江町124(1958年・1960年・1963年)、山口県下関市西細江町(1966年)
開館年 : 1953年10月
閉館年 : 1968年
『全国映画館総覧 1955』によると1953年10月開館。1955年の映画館名簿では「下関東宝」。1958年・1960年の映画館名簿では「市民館OS」。958年の下関市住宅詳細図では「市民会館」。1960年の西日本住宅詳細図では「OSセンター映劇」。1963年・1966年の住宅地図では「市民館OS」。1969年の映画館名簿には掲載されていない。1970年の住宅地図では跡地に「市民館 下関市文化会館」。1974年の住宅地図では跡地に「中央公民館ビル」。跡地は「下関市立中央図書館」が入る下関市生涯学習プラザ「ドリームシップ」建物北東部。最寄駅はJR山陽本線下関駅。
1959年8月1日、下関市細江町124の「市民館OS」は松竹との契約を打ち切り、全国でも珍しいナイトショー専門館となった。昼間は貸館として営業する。支配人は辰巳司朗。
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1962年4月20日、下関市細江町の「市民館OS」は70ミリ劇場に改装した。総工費3500万円、うち専用映写機が1000万円。収容人員3000人。経営は大津四郎社長のOSチェーン。
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1950年11月、下関市細江町に下関市民館協会によって「市民館」が開館し、1951年1月には協会直営の「市民館大劇場」が開館した。1951年5月には下関興行株式会社が経営を引き継いだが、1952年5月には下関興行と東宝の共同による「下関東宝劇場」となり、1956年12月には下関ダイハツ(大津四郎)の経営による「市民館OS」となった。
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1968年9月15日、下関市の「市民館劇場」(旧・下関市文化会館)の建物が市に返還された。
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1955年頃の下関市細江町にあった「下関市民会館」の写真あり。『あすなろ物語』の看板が見える。1950年に中央公民館を併設して開館し、1951年には市民大劇場を併設した。
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1969年頃の下関市細江町にあった「下関市文化会館」の写真あり。1950年、鉄筋コンクリート造4階建てで「下関市中央公民館」として建設された。1969年に大改修して下関市文化会館に生まれ変わった。現在はさらに改築され、下関市立中央図書館を含む生涯学習プラザとなっている。
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