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富山市の映画館編集する

最終更新： hekikaicinema hekikaicinema 2024年02月29日(木) 19:25:34履歴



富山市

東洋館
所在地 : 富山県富山市（1925年）、富山県富山市袋町（1927年）、富山県富山市袋町10（1930年）、富山県富山市袋町（1934年）、富山県富山市袋町10（1936年・1941年）、富山県富山市袋町（1943年）
開館年 : 1923年6月28日
閉館年 : 1943年以後1947年以前
1925年・1927年・1930年・1934年・1936年・1941年・1943年の映画館名簿では「東洋館」。1947年の映画館名簿には掲載されていない。

1923年6月28日、富山市袋町に資本金5万円で映画常設館「株式会社東洋館」が創設された。*1

1923年6月、富山市袋町に「東洋館」が開館した。1987年現在の中央通り1丁目である。*2

1917年6月1日、富山市の「第三福助座」が常設映画館「帝国座」となった。この頃には中町に「中央館」（後の松竹館）、袋町に「東洋館」、旅籠町に「錦館」が開館した。1924年4月6日夕方、帝国座の映写室でフィルムに引火して全焼した。同年12月1日に（帝国座ではなく）「帝国館」として再建された。昭和初期には総曲輪の帝国館、中町の松竹館、袋町の東洋館が富山市における常設映画館御三家として知られた。1977年現在も帝国館は同じ場所に建っている。松竹館は1977年現在の総曲輪三区電車通りの西武付近にあった。東洋館は中央通りから北に曲がって白銀町に向かう場所にあった。御三家のほかには旅籠町に錦館もあった。*3

大正時代から昭和初期にかけて、富山市の映画館は総曲輪の「帝国館」（日活）、中町の「松竹館」（松竹）、袋町の「東洋館」（新興キネマ・大都映画）の3館鼎立時代だった。1935年には二番町に「富山映画劇場」が開館した。1939年4月、富山映画劇場・帝国館・東洋館の3館が合併し、富山合同興行株式会社が設立された。1936年の富山映画劇場の写真あり。*4
中央館/松竹館
所在地 : 富山県富山市（1925年）、富山県富山市中町（1927年）、富山県富山市中町1（1930年）、富山県富山市中町（1934年）、富山県富山市中町10（1936年・1941年）、富山県富山市中町（1943年）
開館年 : 1916年6月1日
閉館年 : 1943年以後1947年以前
1925年・1927年・1930年・1934年・1936年・1941年・1943年の映画館名簿では「松竹館」。1947年の映画館名簿には掲載されていない。

1925年の『大日本職業別明細図之内』には「松竹館」が描かれている。*5

1916年6月1日、富山市中町に映画常設館「中央館」が開館した。1936年現在の「松竹館」である。*6

1916年6月、富山市中町に日活特約館「中央館」が開館した。総曲輪本通り東入口に近い。1935年9月には松竹直営館となって「松竹館」に改称した。*7

1917年6月1日、富山市の「第三福助座」が常設映画館「帝国座」となった。この頃には中町に「中央館」（後の松竹館）、袋町に「東洋館」、旅籠町に「錦館」が開館した。1924年4月6日夕方、帝国座の映写室でフィルムに引火して全焼した。同年12月1日に（帝国座ではなく）「帝国館」として再建された。昭和初期には総曲輪の帝国館、中町の松竹館、袋町の東洋館が富山市における常設映画館御三家として知られた。1977年現在も帝国館は同じ場所に建っている。松竹館は1977年現在の総曲輪三区電車通りの西武付近にあった。東洋館は中央通りから北に曲がって白銀町に向かう場所にあった。御三家のほかには旅籠町に錦館もあった。*8

大正時代から昭和初期にかけて、富山市の映画館は総曲輪の「帝国館」（日活）、中町の「松竹館」（松竹）、袋町の「東洋館」（新興キネマ・大都映画）の3館鼎立時代だった。1935年には二番町に「富山映画劇場」が開館した。1939年4月、富山映画劇場・帝国館・東洋館の3館が合併し、富山合同興行株式会社が設立された。1936年の富山映画劇場の写真あり。*9
新富座
所在地 : 富山県富山市餌指町（1943年）
開館年 : 1941年以後1943年以前
閉館年 : 1943年以後1947年以前
1941年の映画館名簿には掲載されていない。1943年の映画館名簿では「新富座」。1947年の映画館名簿には掲載されていない。
富山文化劇場
所在地 : 富山県富山市総曲輪（1941年・1943年）
開館年 : 1936年以後1941年以前
閉館年 : 1943年以後1947年以前
1936年の映画館名簿には掲載されていない。1941年・1943年の映画館名簿では「富山文化劇場」。1947年の映画館名簿には掲載されていない。
富山映画劇場
所在地 : 富山県富山市二番町6（1936年）、富山県富山市二番町62（1941年）、富山県富山市二番町（1943年）
開館年 : 1935年
閉館年 : 1943年以後1947年以前
1934年の映画館名簿には掲載されていない。1936年・1941年・1943年の映画館名簿では「富山映画劇場」。1947年の映画館名簿には掲載されていない。

大正時代から昭和初期にかけて、富山市の映画館は総曲輪の「帝国館」（日活）、中町の「松竹館」（松竹）、袋町の「東洋館」（新興キネマ・大都映画）の3館鼎立時代だった。1935年には二番町に「富山映画劇場」が開館した。1939年4月、富山映画劇場・帝国館・東洋館の3館が合併し、富山合同興行株式会社が設立された。1936年の富山映画劇場の写真あり。*10
不二越劇場
所在地 : 富山県富山市西町（1947年）
開館年 : 1943年以後1947年以前
閉館年 : 1947年以後1950年以前
1943年の映画館名簿には掲載されていない。1947年の映画館名簿では「不二越劇場」。1950年の映画館名簿には掲載されていない。
日吉館/水橋日吉座
所在地 : 富山県中新川郡水橋町（1943年・1946年・1947年・1950年）
開館年 : 1941年以後1943年以前
閉館年 : 1950年以後1953年以前
1941年の映画館名簿には掲載されていない。1943年・1946年・1947年の映画館名簿では「日吉館」。1950年の映画館名簿では「水橋日吉座」。1953年の映画館名簿には掲載されていない。
月岡劇場
所在地 : 富山県上新川郡富南村月岡144（1957年・1958年）
開館年 : 1956年頃
閉館年 : 1958年頃
1956年の映画館名簿には掲載されていない。1957年・1958年の映画館名簿では「月岡劇場」。1959年の映画館名簿には掲載されていない。
富山文化映画劇場
所在地 : 富山県富山市総曲輪422（1956年）、富山県富山市総曲輪43（1957年・1958年）
開館年 : 1955年頃
閉館年 : 1958年頃
1955年の映画館名簿には掲載されていない。1956年・1957年・1958年の映画館名簿では「富山文化映画劇場」。1959年の映画館名簿には掲載されていない。
呉羽劇場
所在地 : 富山県婦負郡呉羽町1005（1958年）、富山県婦負郡呉羽町小竹1005（1960年）
開館年 : 1927年4月
閉館年 : 1961年5月31日
1955年の映画館名簿には掲載されていない。1958年・1960年の映画館名簿では「呉羽劇場」。1963年の映画館名簿には掲載されていない。

1927年4月、婦負郡西呉羽村に「呉羽座」が開館し、映画や芝居の興行が行われた。戦後まもなく「呉羽劇場」に改称し、主に映画を上映したが、1961年5月31日に閉館した。*11
娯楽館/和合劇場
所在地 : 富山県婦負郡和合町四方（1958年）、富山県婦負郡和合町四方784（1960年）
開館年 : 1921年頃（娯楽館）
閉館年 : 1962年1月27日
1955年の映画館名簿には掲載されていない。1958年・1960年の映画館名簿では「和合劇場」。1963年の映画館名簿には掲載されていない。

1921年頃、婦負郡和合町の四方新出町に「娯楽館」が開館した。400席。館主は四方町会議員でもある酒井延長。娯楽館は「四方座」とも呼ばれ、映画も上映した。昭和に入ると映画専門館化して「和合劇場」に改称したが、しばしば浪曲や小芝居の興行も行った。1962年1月27日に閉館した。*12
長沢中央劇場
所在地 : 富山県婦負郡婦中町古里長沢2839（1960年）、富山県婦負郡婦中町古里長沢（1963年）、富山県婦負郡婦中町長沢2839（1964年）
開館年 : 1959年頃
閉館年 : 1964年頃
1959年の映画館名簿には掲載されていない。1960年・1963年・1964年の映画館名簿では「長沢中央劇場」。1965年の映画館名簿には掲載されていない。
八尾中央劇場
所在地 : 富山県婦負郡八尾町福島365（1955年・1958年）、富山県婦負郡八尾町（1960年）、富山県婦負郡八尾町福島365（1963年・1964年）
開館年 : 1954年頃
閉館年 : 1964年頃
1954年の映画館名簿には掲載されていない。1955年・1958年・1960年・1963年・1964年の映画館名簿では「八尾中央劇場」。1965年の映画館名簿には掲載されていない。
笹津劇場
所在地 : 富山県上新川郡大沢野町笹津685（1953年・1955年）、富山県上新川郡大沢野町685（1958年）、富山県上新川郡大沢野町（1960年）、富山県上新川郡大沢野町笹津685（1963年・1964年）
開館年 : 1950年以後1953年以前
閉館年 : 1964年頃
『全国映画館総覧 1955』には開館年が掲載されていない。1950年の映画館名簿には掲載されていない。1953年・1955年・1958年・1960年・1963年・1964年の映画館名簿では「笹津劇場」。1965年の映画館名簿には掲載されていない。
上滝劇場
所在地 : 富山県上新川郡上滝町（1953年・1955年）、富山県上新川郡大山町上滝（1958年）、富山県上新川郡大山町（1960年）、富山県上新川郡大山町上滝六間町（1963年）、富山県上新川郡大山町上滝六間町241（1964年）
開館年 : 1946年
閉館年 : 1964年頃
『全国映画館総覧 1955』には開館年が掲載されていない。1950年の映画館名簿には掲載されていない。1953年・1955年・1958年・1960年・1963年・1964年の映画館名簿では「上滝劇場」。1965年の映画館名簿には掲載されていない。

大正時代、上滝町に有志によって柴田米屋の裏に芝居小屋「滝見座」が創設された。昭和に入ると建物が五百石町に売却されたため、上滝料理組合は市姫社の裏に「東座」を設立した。建坪約100坪で2階も有する本格的な芝居小屋だった。1942年には建物が不二越に売却された。その後の数年間は上滝町に劇場がなかったが、1946年、笹岡彦次郎によって「上滝劇場」が創設され、主として映画が上映された。1964年現在は廃絶している。*13
みなと映画劇場
所在地 : 富山県富山市西宮104（1958年）、富山県富山市西宮114（1960年・1963年）
開館年 : 1956年12月29日
閉館年 : 1964年2月29日
1955年の映画館名簿には掲載されていない。1958年・1960年・1963年の映画館名簿では「みなと映画劇場」。1966年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は「NTT岩瀬電話交換局」。最寄駅は富山ライトレール富山港線東岩瀬電停。

1956年12月29日、富山市岩瀬神明町に「みなと映画劇場」が開館した。1964年2月29日に閉館した。1990年現在の跡地はNTTの電話交換局となっている。*14
速星劇場
所在地 : 富山県婦負郡婦中町（1950年）、富山県婦負郡婦中町速星（1953年・1955年）、富山県婦負郡婦中町628（1958年）、富山県婦負郡婦中町（1960年）、富山県婦負郡婦中町速星628（1963年）、富山県婦負郡婦中町速星623（1964年・1965年）
開館年 : 1947年以後1950年以前、1952年12月
閉館年 : 1965年頃
『全国映画館総覧 1955』によると1952年12月開館。1947年の映画館名簿には掲載されていない。1950年・1953年・1955年・1958年・1960年・1963年・1964年・1965年の映画館名簿では「速星劇場」。1966年の映画館名簿には掲載されていない。
水橋劇場/水橋映画劇場
所在地 : 富山県中新川郡水橋町砂町4351（1953年）、富山県中新川郡水橋町（1955年・1958年・1960年）、富山県中新川郡水橋町西天神町（1963年）、富山県中新川郡水橋町天神町（1966年）
開館年 : 1950年
閉館年 : 1965年頃
『全国映画館総覧 1955』には開館年が掲載されていない。1950年の映画館名簿には掲載されていない。1953年・1955年・1958年・1960年の映画館名簿では「水橋劇場」。1963年・1966年の映画館名簿では「水橋映画劇場」。1969年の映画館名簿には掲載されていない。

1950年、婦負郡東水橋町の西天神町1183に「水橋劇場」が開館した。白岩川の右岸にあった。代表者は建築業の林組の林喜一。1965年頃に閉館した。*15
富山東映(稲荷町)/新宿東映/富山新宿東映劇場
所在地 : 富山県富山市稲荷町2（1958年・1960年）、富山県富山市稲荷町2新宿街（1963年）、富山県富山市稲荷2（1966年）
開館年 : 1957年10月10日
閉館年 : 1966年3月4日
1955年の映画館名簿には掲載されていない。1958年の映画館名簿では「富山東映」。1960年・1963年の映画館名簿では「新宿東映」。1966年の映画館名簿では「富山新宿東映劇場」。1969年の映画館名簿には掲載されていない。

1957年10月10日、北部の奥田商店街に近い曙町に「新宿東映」が開館した。1966年3月4日に閉館した。奥田商店街は東京の新宿になぞらえられたことが館名の由来である。*16

1966年2月24日付『富山新聞』には、新宿東映が閉館するという記事が掲載されている。現物は未確認。*17
八木山劇場
所在地 : 富山県上新川郡大沢野町八木山172（1953年）、富山県上新川郡大沢野町八木山（1955年）、富山県上新川郡大沢野町八木山61（1958年）、富山県上新川郡大沢野町（1960年）、富山県上新川郡大沢野町八木山62（1963年）、富山県上新川郡大沢野町62（1966年）
開館年 : 1950年以後1953年以前
閉館年 : 1966年頃
『全国映画館総覧 1955』には開館年が掲載されていない。1950年の映画館名簿には掲載されていない。1953年・1955年・1958年・1960年・1963年・1966年の映画館名簿では「八木山劇場」。1967年の映画館名簿には掲載されていない。

昭和20年代には映画が発展し、八木山には宮田健次が経営する映画館「八木山劇場」が、笹津には演劇映画館「笹津劇場」があった。*18
富山座/とやま座
所在地 : 富山県富山市石倉町10（1953年・1955年・1958年・1960年・1963年）、富山県富山市石倉町一番23（1966年・1967年）
開館年 : 1946年5月
閉館年 : 1967年頃
『全国映画館総覧 1955』によると1946年5月開館。1950年の映画館名簿には掲載されていない。1953年・1955年・1958年の映画館名簿では「富山座」。1960年・1963年・1966年・1967年の映画館名簿では「とやま座」。1968年のゼンリン住宅地図では「富山座 北映興業KK」。1968年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は「雪見荘」東側の2005年竣工のマンション「アクシルコート石倉」。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線中町（西町北）停留場。
富山小劇場
所在地 : 富山県富山市総曲輪104（1958年・1960年・1963年）、富山県富山市総曲輪通4-4-4（1966年）、富山県富山市総曲輪通3-4-5（1969年）
開館年 : 1957年3月1日
閉館年 : 1967年2月17日
1955年の映画館名簿には掲載されていない。1958年・1960年・1963年・1966年・1969年の映画館名簿では「富山小劇場」。1959年の富山・高岡住宅詳細図では「小劇」。1968年のゼンリン住宅地図では「小劇」。1973年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は2019年竣工のマンション「プレミストタワー総曲輪」建物中央北側。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線中町（西町北）停留場。

1957年3月1日、総曲輪に「富山小劇」が開館した。場所は現在の西武デパート付近であり、洋画が中心である。1967年2月17日に閉館した。*19
ソーガワ文化劇場
所在地 : 富山県富山市西町2-15（1966年・1969年）
開館年 : 1965年頃
閉館年 : 1969年5月30日
1965年の映画館名簿には掲載されていない。1966年・1969年の映画館名簿では「ソーガワ文化劇場」。1973年の映画館名簿には掲載されていない。

1950年12月31日、富山本願寺の裏通りに「富山文化劇場」が開館した。洋画・ニュース映画・文化映画の軽めの作品が多かった。1958年7月に閉館した。*20

総曲輪の西武デパート付近には「文化劇場」があった。営業期間は約4年であり、1969年5月30日に閉館した。
萩浦座/歌舞伎座/岩瀬東映/岩瀬東映歌舞伎座
所在地 : 富山県富山市東岩瀬町（1941年・1943年・1947年・1950年）、富山県富山市東岩瀬村104（1953年・1955年）、富山県富山市東岩瀬町104（1958年・1960年・1963年）、富山県富山市東岩瀬10（1966年）、富山県富山市東岩瀬104（1969年）
開館年 : 1920年（荻浦座）、1924年2月（歌舞伎座）、1949年12月
閉館年 : 1969年12月28日
『全国映画館総覧 1955』によると1949年12月開館。1936年の映画館名簿には掲載されていない。1941年・1943年・1947年の映画館名簿では「歌舞伎座」。1950年の映画館名簿では「東岩瀬町歌舞伎座」。1953年・1955年・1958年の映画館名簿では「歌舞伎座」。1960年・1963年の映画館名簿では「岩瀬東映」。1966年・1969年の映画館名簿では「岩瀬東映歌舞伎座」。1968年のゼンリン住宅地図では「岩瀬東映」。1973年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は「白山神社」西南西130mにある駐車場。最寄駅は富山ライトレール富山港線競輪場前電停。

1920年頃には劇場「萩浦座」が開館し、1924年2月には映画併映館の「岩瀬歌舞伎座」となった。1962年から1963年頃に全面改装して「岩瀬東映」という東映専門館になった。岩瀬東映は岩瀬地区最後の映画館だったが、1969年12月28日に休館を宣言し、1970年12月31日をもって閉館した。1990年現在の跡地は空き地と駐車場である。*21
東部劇場/東都劇場/富山東部劇場
所在地 : 富山県富山市石金17（1958年・1960年）、富山県富山市石金27（1963年・1966年）、富山県富山市石金町27（1969年）
開館年 : 1955年12月1日
閉館年 : 1970年8月22日
1955年の映画館名簿には掲載されていない。1958年・1960年の映画館名簿では「東部劇場」。1963年の映画館名簿では「東都劇場」。1966年・1969年の映画館名簿では「富山東部劇場」。1973年の映画館名簿には掲載されていない。1968年のゼンリン住宅地図では「東部劇場」。跡地は2002年竣工のマンション「ピースフル」駐車場。最寄駅は富山地方鉄道不二越線不二越駅。

1955年12月1日、不二越に近い東部の石金商店街に「東部劇場」が開館した。1970年8月22日に閉館した。*22

1955年12月1日、富山市石金に富山合同興業によって「東部劇場」が開館した。のべ140坪、定員320人。*23
富山映画会館/中央映画劇場(中央通)/富山中央劇場
所在地 : 富山県富山市中町（1950年）、富山県富山市中町16（1953年）、富山県富山市中町25（1955年・1958年）、富山県富山市中央通り（1960年）、富山県富山市中町25（1963年）、富山県富山市中央通1-6（1966年・1969年）
開館年 : 1947年4月? 1948年7月?
閉館年 : 1970年10月4日
『全国映画館総覧 1955』によると1948年7月開館。1947年の映画館名簿には掲載されていない。1950年・1953年・1955年・1958年の映画館名簿では「富山映画会館」。1960年・1963年の映画館名簿では「中央映画劇場」。1966年・1969年の映画館名簿では「富山中央劇場」。1973年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は「北陸銀行北電ビル」建物中央北側。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線中町（西町北）停留場。

1958年4月第1週、富山市の洋画封切館「中央映画劇場」が「富山日活」に改称して日活封切館となった。洋画再映館「富山映画会館」が「中央映画劇場」に改称して洋画封切館となった。いずれも経営は中央映画興業。*24

1947年4月、「富山映画会館」が開館した。中央通りさんぽーろの用品109のところである。1970年10月4日に閉館した。1991年現在の「スカラ座」のところである。*25
テアトル富山
所在地 : 富山県富山市一番町2-10（1969年）
開館年 : 1968年1月4日
閉館年 : 1971年1月30日
1966年の映画館名簿には掲載されていない。1968年のゼンリン住宅地図では「テアトル富山」。1969年の映画館名簿では「テアトル富山」。1973年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は「大和富山店」建物南東部。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線グランドプラザ前停留場。

1968年1月4日、「テアトル富山」が開館した。短命の映画館であり、1971年1月30日に閉館した。場所は西町であり、1991年現在のキリスト教会の隣付近である。*26
富山国際劇場/大衆館/富山東宝大衆館/富山大衆館/富山大映/富山大映劇場
所在地 : 富山県富山市荒町18（1950年・1953年・1955年・1958年・1960年・1963年）、富山県富山市荒町1-17（1966年・1969年）
開館年 : 1947年7月20日（国際劇場）、1952年9月18日（大衆館）、1962年7月（富山大映）
閉館年 : 1971年1月31日
『全国映画館総覧 1955』によると1952年9月開館。1947年の映画館名簿には掲載されていない。1950年の映画館名簿では「富山東宝国際劇場」。1953年・1955年の映画館名簿では「大衆館」。1958年の映画館名簿では「富山東宝大衆館」。1960年の映画館名簿では「富山大衆館」。1963年の映画館名簿では「富山大映」。1968年のゼンリン住宅地図では「富山大映」。1966年・1969年の映画館名簿では「富山大映劇場」。1973年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は「東大進学会富山本部」が入る「本藤ビル」。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線荒町停留場。

1952年9月18日、富山市木町本通りの「国際劇場」を加賀産業が買収し、「富山大衆館」に改称して新発足した。建坪220坪。定員458人。系統は国際劇場時代と同じく新東宝系。*27

1960年3月9日、富山市荒町18の「富山大衆館」は第二東映上映館に転向した。経営は加賀産業。今後は北陸興業が経営する「富山座」が新東宝封切館となる。*28

1947年7月20日、「富山国際劇場」が開館した。1952年9月には「大衆館」に、1962年7月には「大映」に改称した。1971年1月31日に閉館した。荒町の電車通りの東側であり、1991年現在は立体駐車場となっている。*29
八ツ尾劇場/八尾劇場/越中八尾劇場
所在地 : 富山県婦負郡八尾町鏡町2954（1953年・1955年・1958年）、富山県婦負郡八尾町（1960年）、富山県婦負郡八尾町鏡町2954（1963年・1966年・1969年・1970年・1971年）
開館年 : 1927年5月、1949年3月
閉館年 : 1971年頃
『全国映画館総覧 1955』によると1949年3月開館。1947年の映画館名簿には掲載されていない。1950年の映画館名簿では「八ツ尾劇場」。1953年・1955年・1958年・1960年・1963年の映画館名簿では「八尾劇場」。1966年・1969年・1970年・1971年の映画館名簿では「越中八尾劇場」。1972年の映画館名簿には掲載されていない。1974年の住宅地図では跡地に「アキチ」。跡地は「ごうどらの坂駐車場」。最寄駅はJR高山本線越中八尾駅。

1936年の八尾町にある会社として八尾劇場株式会社がある。1927年5月創立。資本金1万円。*30

1929年8月11日、越中八尾民謡おわら保存会（現・富山県民謡おわら保存会）が発足し、「八尾劇場」（現・上新町駐車場）で創立役員総会が開催された。*31

2005年に鏡町公民館建設委員会記念誌編集部会が刊行した『鏡町のあゆみ』には＠昭和初期の鏡町繁盛図」が掲載されており、「八尾劇場（明治座）」も描かれている。*32
富山大劇/大劇/富山グランド劇場
所在地 : 富山県富山市総曲輪104（1950年・1953年・1955年・1958年・1960年・1963年）、富山県富山市総曲輪通3-4-24（1966年・1969年・1970年）
開館年 : 1949年11月
閉館年 : 1972年2月17日
『全国映画館総覧 1955』によると1949年11月開館。1947年の映画館名簿には掲載されていない。1950年の映画館名簿では「富山大劇」。1953年・1955年・1958年・1960年・1963年の映画館名簿では「大劇」。1959年の富山・高岡住宅詳細図では「大劇」。1966年・1969年・1970年の映画館名簿では「富山グランド劇場」。1968年のゼンリン住宅地図では「グランド劇場」。1973年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は2019年竣工のマンション「プレミストタワー総曲輪」建物西側。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線中町（西町北）停留場。

1962年9月のこのほど、富山市の「富山大劇」が洋画封切館に転向して「グランド劇場」に改称した。瀬川朝秀社長の富山合同興業株式会社。*33

1972年2月17日午前1時30分頃、富山市総曲輪3丁目の料理屋 きんやから出火し、映画館2館を含む商店23軒が全半焼した。戦後の富山市では不二越の工場火災に次ぐ大火となった。*34
帝国館/富山帝国館
所在地 : 富山県富山市（1925年）、富山県富山市総曲輪本通（1927年・1930年）、富山県富山市総曲輪（1934年）、富山県富山市総曲輪本通り（1936年）、富山県富山市総曲輪98（1941年）、富山県富山市総曲輪（1943年・1947年）、富山県富山市総曲輪98（1950年・1953年・1955年・1958年・1960年・1963年）、富山県富山市総曲輪通3-3-16（1966年・1969年・1973年・1980年・1985年）
開館年 : 1924年12月1日、1949年2月
閉館年 : 1985年1月20日
『全国映画館総覧 1955』によると1949年2月開館。1925年・1927年・1930年・1934年・1936年・1941年・1943年・1947年・1950年・1953年・1955年・1958年・1960年・1963年の映画館名簿では「帝国館」。1966年・1969年・1973年・1976年・1980年・1985年の映画館名簿では「富山帝国館」。1986年のゼンリン住宅地図では「映画ビル グランド1・グランド2」。1990年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は「総曲輪ウィズビル」。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線中町（西町北）停留場。

1924年12月4日、富山市の「帝国館」が落成開館式を挙行した。*35

1917年6月、富山市の「第三福助座」が「帝国座」に改称して常設映画館となった。1924年4月6日夕方、帝国座はアメリカ映画『オーバー・ゼ・ヒル』を上映中に出火して全焼した。同年12月4日、「帝国館」として新装開館した。*36

1917年6月1日、富山市の「第三福助座」が常設映画館「帝国座」となった。この頃には中町に「中央館」（後の松竹館）、袋町に「東洋館」、旅籠町に「錦館」が開館した。1924年4月6日夕方、帝国座の映写室でフィルムに引火して全焼した。同年12月1日に（帝国座ではなく）「帝国館」として再建された。昭和初期には総曲輪の帝国館、中町の松竹館、袋町の東洋館が富山市における常設映画館御三家として知られた。1977年現在も帝国館は同じ場所に建っている。松竹館は1977年現在の総曲輪三区電車通りの西武付近にあった。東洋館は中央通りから北に曲がって白銀町に向かう場所にあった。御三家のほかには旅籠町に錦館もあった。*37

大正時代から昭和初期にかけて、富山市の映画館は総曲輪の「帝国館」（日活）、中町の「松竹館」（松竹）、袋町の「東洋館」（新興キネマ・大都映画）の3館鼎立時代だった。1935年には二番町に「富山映画劇場」が開館した。1939年4月、富山映画劇場・帝国館・東洋館の3館が合併し、富山合同興行株式会社が設立された。1936年の富山映画劇場の写真あり。*38

1985年1月20日をもって、富山市の映画館「帝国館」が閉館する。1月16日から1月20日にかけて、『破れ太鼓』や『少林寺』など名作9作品を上映する「さよならフェスティバル」が開催される。1924年暮れに現在地で営業を始めた。1984年現在の富山市にある映画館では最も歴史が古く、富山市で初めてトーキー映画を上映したのは帝国館である。戦後には大映や松竹の封切館を経て、洋画のロードショー館として親しまれた。帝国館を含む敷地にファッションビルが建設されるために閉館が決定した。1985年秋に竣工予定のファッションビルには2館の映画館が開館する予定。*39
中央映画劇場(西町)/富山日活/富山日活劇場/富山スカラ座(西町)
所在地 : 富山県富山市西町（1947年）、富山県富山市西町角（1950年）、富山県富山市二番町22（1953年）、富山県富山市十一番町22（1955年）、富山県富山市二番町22（1958年・1960年・1963年）、富山県富山市西町6（1966年・1969年）、富山県富山市西町6（1973年）、富山県富山市西町6-8（1976年・1980年・1985年）
開館年 : 1949年3月
閉館年 : 1986年3月28日
『全国映画館総覧 1955』によると1949年3月開館。1943年の映画館名簿には掲載されていない。1947年の映画館名簿では「富山中央映画劇場」。1950年・1953年・1955年・1958年の映画館名簿では「中央映画劇場」。1960年・1963年の映画館名簿では「富山日活」。1968年のゼンリン住宅地図では「日活会館」。1966年・1969年の映画館名簿では「富山日活劇場」。1973年・1976年・1980年・1985年の映画館名簿では「富山スカラ座」。1973年・1977年の日興の住宅地図では跡地に「1階パチンコ西町日活 2階スカラ座」。1986年のゼンリン住宅地図では跡地に「パチンコ西町日活会館 中央映画興業（株）」。跡地は「TOYAMAキラリ」西側の「近藤ビル」。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線グランドプラザ前停留場。

1958年4月第1週、富山市の洋画封切館「中央映画劇場」が「富山日活」に改称して日活封切館となった。洋画再映館「富山映画会館」が「中央映画劇場」に改称して洋画封切館となった。いずれも経営は中央映画興業。*40

1963年6月下旬、富山市の「富山日活劇場」が改築されて開館する。富山県初のワンスロープ劇場となり、1階にはスーパーマーケットが併設される予定。総工費2800万円、うち劇場工費1800万円、マーケット工費1000万円。経営は富山中央映画興業。*41
たから劇場/富山たから劇場
所在地 : 富山県富山市東四十物町3（1950年・1953年・1955年）、富山県富山市東四十物（1958年）、富山県富山市東四十物町3（1960年・1963年）、富山県富山市中央通2-1（1966年・1969年・1973年）、富山県富山市中央通2-1-11（1980年・1985年・1990年）
開館年 : 1953年4月
閉館年 : 1990年
『全国映画館総覧 1955』によると1953年4月開館。1947年の映画館名簿には掲載されていない。1950年の映画館名簿では「松竹たから映画劇場」。1953年・1955年の映画館名簿では「たから劇場」。1958年の映画館名簿では「富山たから劇場」。1960年・1963年の映画館名簿では「たから劇場」。1966年・1969年・1973年・1976年・1980年・1985年・1990年の映画館名簿では「富山たから劇場」。1973年・1977年の日興の住宅地図では「たから劇場 喫茶マロニエ」。1986年のゼンリン住宅地図では「たから劇場」。1995年の映画館名簿には掲載されていない。1995年のゼンリン住宅地図では跡地に駐車場。跡地は「Lucida Tower」建物中央東側。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線中町（西町北）停留場。

1962年7月上旬から、富山市の「たから劇場」が大改修工事に着手し、8月お盆興行から富山県初の70ミリ劇場として開館する予定。経営は富山合同興業。*42

1947年7月31日、「たから劇場」が開館した。場所は中央通りの旧東四十物町北側であり、白銀町に下る角である。当初は松竹専門館だったが、やがて洋画が中心となった。1991年現在は休館中であり、施設の活用法を模索している。*43
富山グランド1・2
所在地 : 富山県富山市西町2-15 映画ビル（1985年・1990年）
開館年 : 1983年5月28日
閉館年 : 1992年10月31日
1980年の映画館名簿には掲載されていない。1985年・1990年の映画館名簿では「富山グランド1・2」（2館）。1986年のゼンリン住宅地図では「映画ビル グランド1 グランド2」。1995年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は2005年竣工の複合商業ビル「西町・総曲輪キュービィ」建物中央西側。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線グランドプラザ前停留場。

1983年5月28日、総曲輪の瀬川書店の横に「グランド1・2」が開館した。1991年現在も営業中である。経営は富山合同興行。*44

1992年10月31日をもって、富山市西町の映画館「グランド1・2」が閉館した。富山合同興業は54年に及ぶ映画館経営の歴史に幕を閉じた。最終日にはグランド2が無料開放され、ほぼ満員の観客に向かって『慕情』と『ローマの休日』が上映された。富山大学映画研究会の学生が館内を撮影するなどした。グランド1・2は1983年に開館した。*45
富山劇場/駅前富劇
所在地 : 富山県富山市新富町839（1953年・1955年・1958年・1960年・1963年）、富山県富山市新富町1-1-19（1966年）、富山県富山市新富町1-19（1969年）、富山県富山市新富町1-1-19（1973年・1976年・1980年・1985年・1990年・1995年）
開館年 : 1950年6月1日
閉館年 : 1992年8月
『全国映画館総覧 1955』によると1950年6月開館。1950年の映画館名簿には掲載されていない。1953年・1955年・1958年・1960年・1963年・1966年・1969年・1973年の映画館名簿では「富山劇場」。1976年・1980年・1985年・1990年・1995年の映画館名簿では「駅前富劇」。1986年のゼンリン住宅地図では「富劇ビル 地下1階日本海など3店舗 1階みよなど13店舗 2階駅前富劇」。2000年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は有料駐車場「テクノパーク24新富町」。最寄駅はJR・あいの風とやま鉄道富山駅。

1950年6月1日、国鉄富山駅に近い新富町に「富山劇場」が開館した。観客は旅行者や富山駅の通勤利用者が多く、1991年現在も営業中である。*46

1992年6月14日付『北日本新聞』には「駅前富劇8月から休館 期間未定、閉館は否定」という記事が掲載されている。現物は未確認。*47

「駅前富劇」に言及している書籍として、中馬聰『映画館 中馬聰写真集』リトルモア、2015年がある。*48
東宝大和劇場/富山大和劇場/富山大和東宝劇場/富山東宝大和劇場
所在地 : 富山県富山市西町 大和6階（1947年）、富山県富山市西町 大和ビル（1950年）、富山県富山市西町大和6階（1953年・1955年）、富山県富山市西町7（1958年）、富山県富山市一番町21（1960年・1963年・1966年・1969年・1973年）、富山県富山市一番町3-5（1976年・1980年・1985年・1990年・1995年）
開館年 : 1949年4月
閉館年 : 1996年5月
『全国映画館総覧 1955』によると1949年4月開館。1943年の映画館名簿には掲載されていない。1947年・1950年の映画館名簿では「富山東宝大和劇場」。1953年・1955年の映画館名簿では「東宝大和劇場」。1958年の映画館名簿では「富山大和劇場」。1960年・1963年・1966年・1969年の映画館名簿では「富山大和東宝劇場」。1973年・1976年・1980年・1985年・1990年・1995年の映画館名簿では「富山東宝大和劇場」。1977年の日興の住宅地図では「大和東宝劇場 居酒屋新古今 2階大和美容室 3階麻雀クラブ東宝」（※東宝大和劇場ではなく大和東宝劇場）。1986年のゼンリン住宅地図では「富山東宝大和劇場 1階居酒屋新古今」。1995年のゼンリン住宅地図では「富山東宝大和劇場」。2000年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は「富山二番町教会」建物北東部。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線グランドプラザ前停留場。

1958年6月25日、富山市一番町の繁華街で「富山大和劇場」が着工した。12月10日に完成予定であり、12月第3週に開館予定である。鉄筋造3階建て。延約300坪。総工費7000万円。*49

1996年3月26日付『北日本新聞』には「県内最古 映画黄金期築く 東宝大和5月閉館へ 消えゆく銀幕」という記事が掲載されている。現物は未確認。*50

1996年5月10日付『富山新聞』には「県民に感動残し、静かに閉館 東宝大和半世紀の歴史に幕」という記事が掲載されている。現物は未確認。*51
アピタシアター1・2/富山アピタシアター1・2
所在地 : 富山県富山市上袋100-1（1988年・1990年・1992年・1995年）
開館年 : 1987年10月22日
閉館年 : 1995年頃
1985年の映画館名簿には掲載されていない。1988年の映画館名簿では「アピタ・シアター�機Ν供廖�2館）。1988年の映画館名簿では経営会社がシネマチックジャパン、経営者が今泉義雄、支配人が石田強、鉄筋造1階、1が70席で邦画・洋画を上映、2が50席で洋画を上映。1990年・1992年の映画館名簿では「富山アピタ・シアター1・2」（2館）。1992年の映画館名簿では経営会社がユニー、経営者が高木誠、支配人が石田強、鉄筋造2階、1が70席で邦画・洋画を上映、2が50席で邦画・洋画を上映。1995年の映画館名簿では「富山アピタシアター1・2」（2館）。1996年の映画館名簿には掲載されていない。ビデオシアター。アピタ富山店2階。建物のアピタ富山店は現存。最寄駅は富山地方鉄道上滝線朝菜町駅。

1987年10月22日、富山市南部郊外の上袋にアピタ富山店が開店する。ライブ館にはビデオシアター2館やイベントホールが入る。*52

1987年10月22日、富山市上袋のスーパー「アピタ」に「アピタシネマ」が開館した。*53
富山東映劇場/富山東映劇場・富山東映パラス劇場/富山東映劇場・富山東映2
所在地 : 富山県富山市総曲輪29（1958年）、富山県富山市総曲輪91（1960年・1963年）、富山県富山市大手町四番10（1966年）、富山県富山市大手町4-10（1969年）、富山県富山市大手町2-10（1973年）、富山県富山市大手町4-10（1980年・1985年・1990年・1995年・2000年）
開館年 : 1956年4月28日、1973年7月（2館化）
閉館年 : 2001年12月14日
1955年の映画館名簿には掲載されていない。1958年・1960年・1963年・1966年・1969年・1973年の映画館名簿では「富山東映劇場」。1976年の映画館名簿では「富山東映劇場・富山東映パラス」（2館）。1977年の日興の住宅地図では「富山東映」。1980年・1985年の映画館名簿では「富山東映・富山東映パラス」（2館）。1986年のゼンリン住宅地図では「1階富山東映 2階東映パラス」。1990年の映画館名簿では「富山東映劇場・富山東映パラス劇場」（2館）。1995年のゼンリン住宅地図では「富山東映1 富山東映2」。1995年・2000年の映画館名簿では「富山東映劇場・富山東映2」（2館）。跡地は「ホテルドーミーイン富山」南側の立体駐車場。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線大手モール停留場。

東映の直営館を見ると、1972年12月に「金沢東映パラス」と「横浜東映」と「盛岡東映パラス」が開館し、1973年3月に「小倉東映パラス」と「黒崎東映パラス」が開館し、5月に「新宿名画座」が開館し、6月に「福岡グランド」と「浅草名画座」が開館し、7月に「富山東映パラス」が開館した。1972年7月には「鹿児島東映」が閉館し、1973年1月には「岩見沢東映」が閉館し、2月には「八幡東映」が閉館し、3月には「関西東映・関西小劇場」が閉館した。*54

1956年4月28日、「富山東映劇場」が開館した。大通りの西側にあり、邦画が主体である。1973年7月7日には、同じ建物の2階に「東映パラス」が開館し、主として洋画を上映している。1990年10月10日には「富山東映1・2」となって現在に至っている。*55

1990年から1991年のこのほど、東映系の8劇場で名称変更があった。秋田東映パラスが「秋田東映シネマ2」に、新潟東映ミラノが「新潟東映パラス」に、横須賀東映パラスが「横須賀東映シネマ2」に、高知東映パラスが「高知東映シネマ2」に、鳥取東映パラスが「鳥取東映シネマ2」に、金沢東映パラスが「金沢東映2」に、富山東映パラスが「富山東映2」に、熊本東映パラスが「熊本東映シネマ2」に改称した。*56

2001年11月1日付『北日本新聞』には「富山東映来月閉館へ シネコン開業で経営悪化」という記事が掲載されている。現物は未確認。*57

1956年に開館。東映直営館ではあるが、1996年の東宝大和閉館後には東宝作品も上映した。1997年の観客数は10万2000人、1998年は10万5000人と、東映の地方直営館の中では好成績だった。しかし婦中町にできたシネコンのせいで2000年には約8万人にまで減少し、売上高は9000万円。人件費などの経費は1億2000万円であり、採算ラインに遠く及ばなくなった。2001年12月14日に閉館する。1階338席、2階141席の2スクリーン。富山市内から映画会社の直営館がなくなる。*58

2001年12月15日付『北日本新聞』には「富山東映劇場が閉館 ファン45年の歴史に別れ」という記事が掲載されている。現物は未確認。*59
富山ウィズシネマ1・2/富山松竹ウィズシネマ1・2
所在地 : 富山県富山市総曲輪3-3（1990年・1995年・2000年）
開館年 : 1985年
閉館年 : 2002年10月11日
1985年の映画館名簿には掲載されていない。1986年のゼンリン住宅地図では「総曲輪ウィズ 4階シネマ1・シネマ2」。1990年の映画館名簿では「富山ウィズシネマ1・2」（2館）。1995年・2000年の映画館名簿では「富山松竹ウィズシネマ1・2」（2館）。2005年の映画館名簿には掲載されていない。総曲輪ウィズビル5階。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線中町（西町北）停留場。

1992年11月、「松竹ウィズ・シネマ1・2」が開館した。*60

2001年9月28日、松竹関西興行による「松竹ウィズシネマ1・2」が閉館した。*61

2002年9月25日付『北日本新聞』には「ウィズシネマ閉館 総曲輪 1月末めど シネコン増響く 中心商店街客減も」という記事が掲載されている。現物は未確認。*62

2002年10月12日付『北日本新聞』には「富山合同興業 自己破産を申請 負債総額23億円 ウィズシネマは閉館」という記事が掲載されている。現物は未確認。*63

2003年1月末、富山市の総曲輪通りにある映画館「ウィズシネマ1・2」が閉館する。同一地点にあった「帝国館」時代を含めると、80年近い歴史に幕を下ろす。経営する富山合同興業は、シネコンに観客を奪われたことが最大の理由としている。ファッションビル「ウィズ」4階に2スクリーン計440席を有する。1924年に劇場「帝国座」から転換した映画館「帝国館」が前身。帝国館は1985年に閉館したが、同年に同地点に建てられたビル「ウィズ」にウィズシネマ1・2が開館した。1990年頃までは年間20万人の観客を集めたが、1993年に6スクリーンの「ワーナー・マイカル・シネマズ高岡」（高岡市）、2000年に10スクリーンの「ファボーレ東宝」（婦中町）、2002年に8スクリーンの「高岡TOHOプレックス」（高岡市）が開館すると、近年には観客数が減少していた。2001年12月には「富山東映劇場」が閉館して折り、富山市中心部に残る映画館は「富山松竹」と「富山ニュースカラ座」のみとなる。*64

2002年10月11日には総曲輪3丁目のウィズシネマが閉館した。富山合同興業は同日、富山地裁に自己破産を申請した。負債総額は約23億円。1985年に開館したが、1992年にも閉館の動きがあったが、映画ファンなどが存続を求める署名活動を行った。2001年の観客数はひと月に約2000人であり、平日は一日数人の灯もあった。2001年12月には富山東映が閉館しており、中心市街地に残るのは富山松竹と富山ニュースカラ座のみ。*65
富山スカラ座(中央通)/富山ニュースカラ座
所在地 : 富山県富山市中央通1-6-12（1990年・1995年・2000年・2005年）
開館年 : 1986年3月28日（移転開館）
閉館年 : 2006年9月1日
1985年の映画館名簿には掲載されていない。1986年3月28日に二番町から移転してスカラ座が開館。1986年のゼンリン住宅地図では「Annex109 地下1階fan-aiなど4店舗 1階ZAZIEなど6店舗 2階ミズニームなど5店舗 3階スカラ座 4階カルチャーセンター」。1990年・1995年・2000年の映画館名簿では「富山スカラ座」。1995年のゼンリン住宅地図では「TOYAMA109 3階スカラ座」。2004年の住宅地図では「セプラ 3階富山ニュースカラ座」。2005年の映画館名簿では「富山ニュースカラ座」。2010年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は「北陸銀行北電ビル」建物中央北側。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線中町（西町北）停留場。

1986年3月28日、富山市中央通りのファッションビル「アネックス109トヤマ」に東宝系洋画上映館「富山スカラ座」が開館した。これによって富山市の映画館数は、洋画7館、邦画3館、成人映画館2館の計12館となった。昭和30年代の15館には及ばないが充実しており、関係者からは乱立ぎみだとする声も上がる。1983年5月には西町に「グランド1・2」が開館し、既存館にはない4チャンネルドルビー音響システムやゆったりした座席で人気を博した。1985年10月には総曲輪に「ウィズシネマ1・2」が開館し、1セット2000万円のイタリア製の全自動映写装置を導入したことで映写技師が不要となり、人件費を大きく減らした。*66

2006年8月18日付『北日本新聞』には「ニュースカラ座、閉館へ 来月1日 改装後も客足伸びず 富山」という記事が掲載されている。現物は未確認。*67

2006年8月18日までに、新興商事は富山市中央通りの映画館「ニュースカラ座」を9月1日に閉館することを決定した。2001年5月、東宝の直営館だった旧スカラ座を改装して出店した。観客数の低迷に加えて、2006年7月に総曲輪通の映画館「ウィズシネマ」が公設民営のとやまWIZシネマ倶楽部の運営で再開館したことから、ニュースカラ座は役割を終えたと判断した。賃貸契約期日をもって閉館することを決定した。跡地の活用法は未定。*68

2006年9月1日、富山市中央通りにある映画館「ニュースカラ座」が閉館する。30年以上の歴史に幕を下ろす。これにより、富山市中心市街地に残る映画館は富山松竹とウィズシネマの2館だけとなる。この映画館は東宝の直営館として開館した。2001年には富山シアター大都会などを運営する新興商事が経営を引き継ぎ、富山ニュースカラ座に改称した。スクリーンの張替え、276席の椅子の交換などの全面改装を行い、割引サービスやレイトショーなども開始した。富山シアター大都会は1スクリーンあたり4万人の観客数を集めているものの、ニュースカラ座は1万人程度と伸び悩んでおり、赤字が続いていた。商店街の中にあるため専用の駐車場を持たない。2006年9月1日で賃貸契約が切れるため、閉館を決定した。*69
富山松竹
所在地 : 富山県富山市中央通1-3-13（1973年・1976年・1980年・1985年・1990年・1995年・2000年・2005年）
開館年 : 1970年5月15日
閉館年 : 2006年11月7日
1969年の映画館名簿には掲載されていない。1973年・1976年・1980年・1985年・1990年・1995年・2000年・2005年の映画館名簿では「富山松竹」。1977年の日興の住宅地図では「1階モリエール 2階富山松竹」。1986年のゼンリン住宅地図では「地下1階チャーリーズホットマン 1階モリワン 2階富山松竹 5階開進堂楽器 ヤマハ音楽教室」。1995年のゼンリン住宅地図では「松竹会館 地下1階つくし 1階ブーム 2階富山松竹 6階石黒平吉」。2004年の住宅地図では「松竹会館 2階富山松竹」。2010年の映画館名簿には掲載されていない。跡地は「北陸銀行本店」北西30mの「ビルC」。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線中町（西町北）停留場。

1970年5月15日、中央通りに「富山松竹」が開館した。1991年現在も営業中である。*70

2000年6月7日、松竹関西興行による「富山松竹」が閉館した。*71

富山市の中央通り商店街にある富山松竹は、富山県で唯一の単館系の作品を上映する映画館である。館主の石黒平吉が映写技師も兼ねる。1スクリーン320席。1作品の上映は平均1日2階、2週間。単館系作品はフィルム数が少なく、東京や大阪や名古屋で上映されたフィルムが富山に届くのは4-5か月経ってからである。*72
富山シネマ/駅前シネマ
所在地 : 富山県富山市桜町494（1960年・1963年）、富山県富山市桜町1-4-22（1966年・1969年・1973年・1976年・1980年・1985年・1990年・1995年・2000年・2005年）
開館年 : 1959年3月20日
閉館年 : 2007年8月25日
1958年の映画館名簿には掲載されていない。1960年・1963年・1966年・1969年・1973年の映画館では「富山シネマ」。1976年・1980年・1985年・1990年・1995年・2000年・2005年の映画館では「駅前シネマ」。1986年のゼンリン住宅地図では「舟方寿し 2階駅前シネマ」。2010年の映画館名簿には掲載されていない。富山県最後の成人映画館。跡地は2018年竣工のマンション「レーベン富山桜町」。最寄駅はJR・あいの風とやま鉄道富山駅。

1958年11月12日、富山市の「富山シネマ」が着工した。1959年2月中旬に完成予定。ニュース映画および邦洋再映館となる。建坪150坪。鉄筋造、2階建て。定員250人。総工費1200万円。経営は田島清一社長の富山市土地興業。*73

1959年3月17日には富山駅前に新築中の「富山シネマ劇場」が竣工し、3月20日に開館式を挙行した。*74

1959年3月20日、富山市桜町784に「富山シネマ」が開館した。経営は富山土地興業。鉄筋造2階建て。1階が食堂街、2階が劇場。定員250人。ニュース映画と文化映画を上映。*75

1959年3月20日、富山駅正面の小路である桜町に「富山シネマ」が開館した。1と2の2館に分かれ、1991年現在も営業を続けている。*76

2007年8月31日付『富山新聞』には「富山に残る『昭和』 駅前シネマ閉館 食堂街は存続 夢と興奮与えた48年 歴史に幕」という記事が掲載されている。現物は未確認。*77

1959年、地元の有志が映画館を「富山駅前シネマ劇場」を開館させた。2階が映画館であり、1階が飲食店街だった。スクリーンは幅約8m、高さ約3m。ロビーにはパンやたばこの売店があり、3階に映写室があった。日活・東宝・松竹などの大衆映画が週替わりで上映され、階下の居酒屋にも石原裕次郎のセリフが響いてきた。映画館の上映作品は成人映画に変わり、2007年に閉館した。*78

2015年5月末、富山駅前の一角にあったシネマ食堂街が閉店した。1959年に映画館とともに食堂街が開店した。約120席の映画館が2階にあり、1階が食堂街だった。ピーク時の1970年代には約30店があったが、2007年に映画館が閉館すると店舗も減少し、2015年5月末時点では10店だった。跡地にはマンションやホテルが入る18階建てのビルが建つ予定である。*79

2016年6月に富山市で初開催される「とやま映画祭」の期間中、富山駅前にあったシネマ食堂街の中核施設「駅前シネマ」に残されたポスターやフィルムなどが展示される。北陸新幹線開業の際の駅前再開発で姿を消していた。東京で映画企画会社を経営する富山市出身の小原亜弓（46）が施設を管理する富山映画興業から譲り受けていた。映画のポスターは約50枚あり、フィルム、フィルムケース、館内の掲示板、緞帳なども保存されている。黒部ダム建設を描いた石原裕次郎主演の『黒部の太陽』、勝新太郎主演の『座頭市』シリーズなど、昭和40年代から閉館した2007年までに上映した映画のタイトルや上映期間などが記録された株面もある。シネマ食堂街の跡地には2018年3月完成を目指して、マンション・ホテル・オフィスの3棟で構成される再開発ビルが2016年3月7日に着工した。*80

「駅前シネマ」に言及している書籍として、中馬聰『映画館 中馬聰写真集』リトルモア、2015年がある。*81
フォルツァ総曲輪
所在地 : 富山県富山市総曲輪3-3-16 総曲輪ウィズビル5階
開館年 : 2007年2月24日
閉館年 : 2016年9月30日
Wikipedia : フォルツァ総曲輪
各年版の映画館名簿には掲載されていない。1スクリーン176席のミニシアター。総曲輪ウィズビル5階。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線中町（西町北）停留場。

2021年1月にWeb OYA-bunko（大宅壮一文庫）で検索したが有意な言及は発見できず。
シアターワールド大都会1・2・3/富山シアター大都会1-5
所在地 : 富山県富山市飯野19番地（1998年・2000年・2005年・2010年・2015年）
開館年 : 1996年6月
閉館年 : 2017年8月21日
Wikipedia : 富山シアター大都会
1995年の映画館名簿には掲載されていない。1998年・2000年の映画館名簿では「シアターワールド大都会1・2・3」（3館）。2005年・2010年・2015年の映画館名簿では「富山シアター大都会1-5」（5館）。2020年の映画館名簿には掲載されていない。映画館の建物は「氷見回転寿司粋鮨富山店」北東100mに現存。最寄駅はあいの風とやま鉄道線新富山口駅。
ほとり座(シネマカフェ)
所在地 : 富山県富山市中央通り1-2-14
開館年 : 2016年11月
閉館年 : 2020年6月
Wikipedia : フォルツァ総曲輪
映画館名簿には掲載されていない。シネマカフェ。フォルツァ総曲輪の後継施設。2020年6月にはフォルツァ総曲輪跡地に移転。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線中町（西町北）停留場。
ファボーレ東宝/TOHOシネマズファボーレ富山
所在地 : 富山県婦負郡婦中町下轡田165-1（2005年）、富山県富山市下轡田165-1（2010年）、富山県富山市婦中町下轡田165-1（2015年・2018年・2020年）
開館年 : 2000年10月6日
閉館年 : 営業中
2000年の映画館名簿には掲載されていない。2005年の映画館名簿では「ファボーレ東宝1-10」（10館）。2009年6月改称。2010年・2015年・2018年・2020年・2022年の映画館名簿では「TOHOシネマズファボーレ富山1-10」（10館）。2022年の映画館名簿では経営会社がTOHOシネマズ、経営者が池田隆之、支配人が國守潤一郎。フューチャーシティファボーレ内。最寄駅はJR高山本線速星駅。

2000年10月6日、「ファボーレ東宝」が開館した。北陸最大の10スクリーン計1724席を有する。*82
J MAX THEATER とやま
所在地 : 富山県富山市総曲輪3-9-1 ユウタウン総曲輪内2階（2018年・2020年）
開館年 : 2016年6月3日
閉館年 : 営業中
2015年の映画館名簿には掲載されていない。2018年・2020年・2022年の映画館名簿では「J MAX THEATER とやま1-8」（8館）。2022年の映画館名簿では経営会社が金子興業、経営者が金子林生、支配人が金子倫士。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線大手モール停留場。

2016年6月4日の『北日本新聞』には「ジェイ・マックス」が開館するという記事が掲載されている。現物は未確認。*83
ほとり座
所在地 : 富山県富山市総曲輪3-3-16 ウィズビル4階（2022年）
開館年 : 2020年6月20日
閉館年 : 営業中
Wikipedia : フォルツァ総曲輪
2020年の映画館名簿には掲載されていない。2022年の映画館名簿では「ほとり座」。2022年の映画館名簿では経営会社が株式会社EVERT、経営者・支配人ともに田辺和寛、92席。最寄駅は富山地方鉄道富山軌道線中町（西町北）停留場。

2021年1月にWeb OYA-bunko（大宅壮一文庫）で検索したが有意な言及は発見できず。
  • *1 : 『富山市史』富山市、1936年、p.112
  • *2 : 富山市史編さん委員会『富山市史 通史 下巻』富山市、1987年、pp.542-543
  • *3 : 『総曲輪懐古館』巧玄出版、1977年
  • *4 : 『ふるさとの想い出 写真集 明治大正昭和 富山』郷土出版社、1978年、p.102
  • *5 : 『大日本職業別明細図之内』東京交通社、1925年
  • *6 : 『富山市史』富山市、1936年、p.41
  • *7 : 富山市史編さん委員会『富山市史 通史 下巻』富山市、1987年、pp.542-543
  • *8 : 『総曲輪懐古館』巧玄出版、1977年
  • *9 : 『ふるさとの想い出 写真集 明治大正昭和 富山』郷土出版社、1978年、p.102
  • *10 : 『ふるさとの想い出 写真集 明治大正昭和 富山』郷土出版社、1978年、p.102
  • *11 : 八尾正治「とやま劇場小史 37 富山周辺 日吉座で洋楽演奏 岩瀬、四方、呉羽にも劇場」『北日本新聞』1990年9月18日、p.5
  • *12 : 八尾正治「とやま劇場小史 37 富山周辺 日吉座で洋楽演奏 岩瀬、四方、呉羽にも劇場」『北日本新聞』1990年9月18日、p.5
  • *13 : 大山町史編纂委員会『大山町史』大山町、1964年、p.1515
  • *14 : 八尾正治「とやま劇場小史 37 富山周辺 日吉座で洋楽演奏 岩瀬、四方、呉羽にも劇場」『北日本新聞』1990年9月18日、p.5
  • *15 : 八尾正治「とやま劇場小史 37 富山周辺 日吉座で洋楽演奏 岩瀬、四方、呉羽にも劇場」『北日本新聞』1990年9月18日、p.5
  • *16 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *17 : 「富山でも映画館閉鎖 新宿東映 従業員に解雇通告」『富山新聞』1966年2月24日、p.11
  • *18 : 『大沢野町誌 現代編』大沢野町、1986年、pp.522-523
  • *19 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *20 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *21 : 八尾正治「とやま劇場小史 37 富山周辺 日吉座で洋楽演奏 岩瀬、四方、呉羽にも劇場」『北日本新聞』1990年9月18日、p.5
  • *22 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *23 : 「富山『東部劇場』開館」『キネマ旬報』1956年2月1日号、第138号
  • *24 : 「映画館」『キネマ旬報』1958年5月1日、203号
  • *25 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *26 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *27 : 「興行街」『キネマ旬報』1952年10月15日号、49号
  • *28 : 「映画館ニュース」『キネマ旬報』1960年4月1日、256号
  • *29 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *30 : 『八尾町勢要覧』八尾町、1936年
  • *31 : 第1号の唄本「おわらぶし」：おわらで雑談〜ちょっこし深堀中〜 越中八尾おわら保存会
  • *32 : 『鏡町のあゆみ』鏡町公民館建設委員会記念誌編集部会、2005年
  • *33 : 「映画館ニュース」『キネマ旬報』1962年10月15日号、324号
  • *34 : 「富山の繁華街焼く 映画館など23店全半焼」『朝日新聞』1972年2月17日
  • *35 : 『富山市史』富山市、1936年、p.138
  • *36 : 富山市史編さん委員会『富山市史 通史 下巻』富山市、1987年、pp.542-543
  • *37 : 『総曲輪懐古館』巧玄出版、1977年
  • *38 : 『ふるさとの想い出 写真集 明治大正昭和 富山』郷土出版社、1978年、p.102
  • *39 : 「戦後の名画でフィナーレ 帝国館 来月20日に閉館」『北日本新聞』1984年12月16日
  • *40 : 「映画館」『キネマ旬報』1958年5月1日、203号
  • *41 : 「映画館」『キネマ旬報』1963年6月15日、342号
  • *42 : 「映画館ニュース」『キネマ旬報』1962年7月15日、317号
  • *43 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *44 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *45 : 「『グランド1・2』が閉館 54年の映画館経営に幕」『北日本新聞』1992年11月1日、p.25
  • *46 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *47 : 「駅前富劇8月から休館 期間未定、閉館は否定」『北日本新聞』1992年6月14日
  • *48 : 中馬聰『映画館 中馬聰写真集』リトルモア、2015年
  • *49 : 「映画館」『キネマ旬報』1958年7月15日、210号
  • *50 : 「県内最古 映画黄金期築く 東宝大和5月閉館へ 消えゆく銀幕」『北日本新聞』1996年3月26日
  • *51 : 「県民に感動残し、静かに閉館 東宝大和半世紀の歴史に幕」『富山新聞』1996年5月10日
  • *52 : 「富山市南郊に複合大型店『アピタ』10月22日開店 ビデオ劇場やホールも設置」『日経流通新聞』1987年9月29日
  • *53 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *54 : 「興行界」『映画年鑑 1974年版』時事映画通信社、1973年
  • *55 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *56 : 『映画年鑑 1992年版』時事映画通信社、1991年
  • *57 : 「富山東映来月閉館へ シネコン開業で経営悪化」『北日本新聞』2001年11月1日
  • *58 : 「街の映画館の灯、また一つ消え 富山東映きょう閉館」『朝日新聞』2001年12月14日
  • *59 : 「富山東映劇場が閉館 ファン45年の歴史に別れ」『北日本新聞』2001年12月15日
  • *60 : 『松竹百十年史』松竹、2006年
  • *61 : 『松竹百十年史』松竹、2006年
  • *62 : 「ウィズシネマ閉館 総曲輪 1月末めど シネコン増響く 中心商店街客減も」『北日本新聞』2002年9月25日
  • *63 : 「富山合同興業 自己破産を申請 負債総額23億円 ウィズシネマは閉館」『北日本新聞』2002年10月12日
  • *64 : 「『ウィズシネマ1・2』、来年閉館へ “80年”の歴史に幕 富山市」『毎日新聞』2002年10月4日
  • *65 : 「『ウィズシネマ』閉館 富山市の映画館、また消える」『朝日新聞』、2002年10月12日
  • *66 : 「映画館新設相次ぐ 富山市内 バック・トゥ・ザ・ムービー 12館 観客動員に知恵を絞る」『北日本新聞』1986年4月10日
  • *67 : 「ニュースカラ座、閉館へ 来月1日 改装後も客足伸びず 富山」『北日本新聞』2006年8月18日
  • *68 : 「富山市の映画館『ニュースカラ座』、来月1日で閉館」『富山新聞』2006年8月19日
  • *69 : 「富山ニュースカラ座 30年超す歴史に幕 来月1日」『読売新聞』2006年8月20日
  • *70 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *71 : 『松竹百十年史』松竹、2006年
  • *72 : 「単館映画館の灯消すな 富山」『朝日新聞』2006年2月26日
  • *73 : 「映画館」『キネマ旬報』1958年、号不明
  • *74 : 富山市史編集委員会『富山市史 第三巻』富山市役所、1960年、p.809
  • *75 : 「映画館」『キネマ旬報』1959年4月15日号、231号
  • *76 : 八尾正治「とやま劇場小史 79 次々と映画館 衛星的な商店街にも 洋画、邦画に再上映館」『北日本新聞』1991年7月30日
  • *77 : 「富山に残る『昭和』 駅前シネマ閉館 食堂街は存続 夢と興奮与えた48年 歴史に幕」『富山新聞』2007年8月31日
  • *78 : 「シネマ食堂街 富山市 温かい昭和があった」『朝日新聞』2011年2月8日
  • *79 : 「さよなら昭和、シネマ食堂街 富山駅前に半世紀、幕 跡地は再開発ビルに」『朝日新聞』2015年6月9日
  • *80 : 「『シネマ食堂街』を後世に 富山駅前再開発で撤去 看板やポスターで映画文化伝える 富山市出身の小原さん、6月に一般公開」『富山新聞』2016年3月14日
  • *81 : 中馬聰『映画館 中馬聰写真集』リトルモア、2015年
  • *82 : 『映画年鑑 2002年版』時事映画通信社、2001年
  • *83 : 「総曲輪で『ジェイ・マックス』開業 まちなかにシネコン 大手配給10年ぶり」『北日本新聞』2016年6月4日
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